【実証実験第2弾 報告】便利で安心な自動運転バスを体験いただきました!

ハンドルやアクセル・ブレーキなどがない自動運転バス「ARMA(アルマ)」(乗車定員:8名)と、乗降スポットやバスの運行情報に加えて、飲食店や商業施設など地域のお店の情報を見ることができる「デジタルマップ」を用いて、新しいバス利用の体験ができる実証実験を行いました。
また、より安全な運行を目指し「道路と車両の協調」の実証実験もあわせて実施しました。

1. 実証実験の概要

  • 日時
    令和6年2月16日(金)〜3月3日(日)
    10:00〜17:00
  • 車両
    ARMA(アルマ) 
    GAUSSIN MACNICA MOBILITY社製
    レベル2で運行
  • 運行ルート
    1周約3.7kmを周回
    乗降スポット:5箇所
    運行:6便/日
  • デジタルマップ
    マップ上に周辺の店舗情報やバスの位置、待ち時間が表示され、予約管理と連携するデジタルマップの実証実験を行いました。走行ルート周辺の店舗や箱崎商店街をはじめとした地域の商業施設等にご協力いただき、利用者の皆さんにMaaSのデモ体験をしていただきました。

     協力店舗数:約50店舗
     閲覧数:3,000PV
  • 信号協調・路車協調システム
    より安全な走行を目指して、信号情報を自動運転バスに伝え、発進停止を自動で制御する信号協調の実証実験や、交差点にある電柱等に設置したセンサーによって車両や歩行者などの接近を検知し、自動運転バスに情報を伝える路車協調の実証実験を行いました。
出典:自動運転実証調査事業と連携した路車協調システム実証実験公募要領(左下図)

2. 実証実験の結果

今回の体験を通して、自動運転バスの印象が良くなった方が多く、導入された場合の利用についても前向きな意見を多くいただきました。

  • 累計乗車人数
    約600人
  • 参加者の声

【その他の意見】

  • 高齢の方のお買い物などこれからいろんな所で乗れるようになると嬉しい。
  • 初めて自動運転の車に乗ったが、九大跡地などで運行されたらぜひ利用してみたい。
  • 継続的な実証を行っていただき、自動運転技術を向上させてほしい。
  • とても乗り心地が良く、思ったより速度も快適だった。
  • 前回よりも広範囲で交通量が多い場所を走行したため、急停車が増えて大変そうだった。
  • スピードは乗客にとっては丁度良いが、後に車が連なっていた。

3. 実証実験の様子

<お問い合わせ先>

 FUKUOKA Smart EASTモビリティ推進コンソーシアム事務局(福岡地域戦略推進協議会内)
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