安全・安心な自動運転技術

自動運転車は、センサーやデジタル地図など様々な技術を組み合わせて、車両の位置や周辺の障害物を確認しながら、安全に走行します。具体的には、衛星から位置情報を取得する「GNSS」や走行する道路の情報を立体的にデータ化した「高精度3次元地図」、周囲の車や歩行者などを検知する「LiDARセンサー」「ミリ波レーダー」など車両に搭載する技術や、交差点等で交通状況を自動運転車両に伝える「スマートポール」など道路上に設置する技術など、さまざまな技術の実証や活用が進んでいます。

レベル 運転自動化技術を搭載した車両の概要 運転操作の主体
レベル0 加減速やステアリング操作、すべての操作をドライバーの判断で行います。 運転者
レベル1 アクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作のどちらかを、部分的に自動化する技術を搭載した車両。 運転者
レベル2 アクセル・ブレーキ操作およびハンドル操作の両方を、部分的に自動化する技術を搭載した高度運転支援車両。
レベル3 一定条件下で、すべての運転操作を自動化する技術を搭載した車両。ただし運転自動化システム作動中も、システムからの要請でドライバーはいつでも運転に戻れなければいけません。 システムの作動が
困難な場合は運転者
レベル4 一定条件下で、すべての運転操作を自動化する技術を搭載した車両。 システム
レベル5 条件なしで、すべての運転操作を自動化する技術を搭載した車両。

※様々な資料を参考に、SIP-cafeが2019年12月に制作したものです。 ©SIP-cafeより引用

自動運転は、運転手が全て操作する「レベル0」から完全にシステムが操作する「レベル5」まで6段階に分類されています。現在、日本ではレベル4の自動運転車が公道で走行することができます。

なぜ自動運転が期待されているの?

これから日本は、人口減少、少子高齢化、エネルギー・環境問題など様々な社会課題に直面すると言われています。そのような社会課題の解決には「イノベーション」と呼ばれる先進的な技術や画期的なアイディアが鍵を握っています。人間が運転していた車を自動運転にすることで、人口減少・少子高齢化の中での移動手段の確保、運転手など人手不足での人流・物流の維持、交通事故や渋滞の解消など様々な社会課題を解決し、誰もが自由に移動できる便利で豊かな社会が来ることが期待されています。